最近では、マテ茶の栄養成分が花粉症への優れた効果があるのではないかということで研究されています。
マテ茶はポリフェノール類の一つであるフラボノイドを多く含み、「飲むサラダ」と言われています。また、鉄分と化合して腸内吸収を妨げる、タンニンやカフェインのような刺激性のアルカロイドが少ないのが特徴です。
味わいやフレーバーも気分転換にぴったりで、夜のリラックスタイムにお勧めしたいお茶です。さらに、鉄分、カルシウム、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルも多く、ほかにもマティンと呼ばれるテオプロミンやビタミンC、B1、B2も豊富です。
また、マテ壷とボンビリャを使った飲み方をすれば茶葉の一部も飲用できることから、カロチン、葉緑素、食物繊維も摂取できます。このように栄養成分も豊富に含まれ、大変健康にいいことが成分分析からも証明されています。
-----監修:城西大学 和田政裕教授
ミネラル (mg/100g) | マテ茶 | 煎茶 | ウーロン茶 | 紅茶 |
---|---|---|---|---|
カルシウム | 792 | 300 | 330 | 430 |
マグネシウム | 340 | 200 | 200 | 200 |
リン | 120 | 340 | 330 | 320 |
鉄 | 59 | 11 | 21 | 14 |
銅 | 0.5 | 1.5 | 1.3 | 2.6 |
亜鉛 | 5.6 | 3.3 | 2.8 | 3.3 |
日本貿易振興会(JETRO)の許可を得て、同会作成パンフレット「マテ茶を知っていますか?」より転載しています。またサイト内で掲載されている内容の更なる転載を禁止いたします。
■鉄分が豊富、造血作用を促す・・・女性には特におすすめです。
■ナトリウムが少ないため、高血圧、心臓病患者の方も安心。(血圧効果作業)
■ビタミンAが豊富、肌を美しくし、眼精疲労にもよいです。
■カフェインとともに含まれるコリンは、肝臓肥大を防止します。
(パラグアイやアルゼンチンでは、マテ茶を飲む習慣があるため、肝硬変が少ない)
■脂肪の代謝を促します。
■胃酸、胆汁、膵液の分泌を促進、消化器の働きを助けます。
■利尿効果があり、腎機能を活発にします。
■グリコーゲンを製造し、血中の疲労物質を減少させ、疲労回復を促します。
■カルシウムがもっとも多く含まれるお茶です。
(精神を安定させ、骨格の強化、虫歯予防、骨粗しょう症の予防に効果)
■ガンを予防するカロチンとビタミンC が含まれています。
■血糖値を下げるタンニンが含まれています。
■継続して飲むことで長の蠕動運動が活発になる(便秘の解消)