クラール・エル・マテとは

初めてのマテ壺を使えるようにすることです。


買ってきたばかりの、ひょうたん・木のマテ壺は、内側に木くずやにおいが着いているので、取り除いて使います。
この作業を、『クラール・エル・マテ』と呼びます。

※磁器・プラスチック・ガラス・金属からできたマテ壺は、水で軽くゆすぐ程度ですぐに使えます。

マテ壷画像 黒ずんだマテ壷画像

使い続けると、カビや黒ずみが気になる方も多いようです。
すぐ使えるマテ壷は、中を特別キレイにくりぬいてもらいましたので、多少カビは少なくなりますが、素材の特性上、完全には防げないです。

従来のものと同様、使用後はよく乾かして、お菓子などの乾燥剤を入れるとよいです。
ただし、黒ずみは、変わりません。長く使わなかったときなどは、一度熱湯を注いで、歯ブラシなどで軽くこすって、よく乾かしてから使っていただけると、すっきりしますよ。

ひょうたんは、木や動物の角の製品と違って力を加えると壊れやすいため、くり抜きの手作業が多く、素朴な雰囲気が魅力です。軽くて、丸みが手になじみやすいので、現地でも多く愛用されているのですね。

ラテンの国から、はるばるやってきた器、日本の風土気候では、ご不便をおかけすることもあるかと思います。
当店の喫茶でお出ししているマテ壷たちも、毎日付き合っている間に、仲良くなれた気がします。ご縁のあった方には、どうぞ長い目でご愛用してくださいませ。