マテ茶の おいしい いただき方

ボンビリャでの、温かくておいしいマテ茶の入れ方

マテ壺、ジェルバ・マテ(茶葉)、ボンビリャを用意します。
お湯は、沸騰前(70度くらい)のお湯を使います。
(これが、”苦マテ”にならないコツ!)

  1. マテ壺に、茶葉を6~7分目まで入れます。
  2. マテ壺を手でふさいで逆さまにして、ナナメ方向によく振ります。
  3. (細かい茶葉が上になり、ボンビリャがつまりにくくなるコツです!)

  4. マテ壺の口を上に戻すとき、茶葉を片側に寄せます。
  5. 冷水を少し入れ、味をなじませます。
  6. 谷に、少しだけお湯を入れて、茶葉を蒸らします。
  7. ボンビリャを、谷に差し込みます。 ※苦くなるので、かきまぜないようにします。
  8. 谷にお湯を1回分(一口分)ずつ入れて、すぐに飲みきります。
    お湯をいれたままにすると、苦くなります)

飲みきったら、また、1回分(一口分)ずつ入れて、すぐに飲みきります。
マテ茶はこうやって、飲みつづけるのですね。

茶葉の様子

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※こうやって頂くと、山側の茶葉は、最後まで乾いています。
全体を湿らせないことで、最後まで同じ濃さでおいしく飲むことができるんですね。

味が薄くなってきたら、ボンビリャをそっと抜いて、少しずらして差し込んでみてください。
また、おいしい濃さで飲めますよ。

マテは、HOTで飲むことを「マテ」といいます。
冷たくして飲むことを「テレレ」といいます。

マテ壷とボンビリア編

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マテ壺に茶葉を3分の2ほど入れます。
壺の口をふさいで逆さにして振ります。これにより、細かい茶葉が上になりボンビリャがつまりにくくなります。/td>

壺の片側に茶葉が高くなるように盛ります。 茶葉の少ない方にぬるま湯か水を少し注ぎ、茶葉を湿らせます。 ボンビリャの上部をふさいだまま茶葉の少ない方にさします。
*一度さしたらボンビリャは動かさないようにします。動かすと茶葉が詰まり、飲みにくくなってしまいます。
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ボンビリャのささっているそばから、お湯(75~85℃)を注ぎます。
お湯を入れたときのベストな状態は、茶葉の多い側が全くぬれていないか、あるいは少し湿っている程度です。
1杯目はマテを準備した人が飲み、2杯目からはその他の人たちが飲んでいきます。
一口づつ飲んで回すのではなく、一人1杯づつ飲みます。
準備した人はマテの濃さをみながらボンビリャの位置を変え、お湯を足し、次の人に回します。
味が薄くなったら茶葉を一部または全部取り替えます。
「ありがとう」は「もうこれ以上いりません」という意味です。
皆がのまなくなるまで何度もマテは回ります。

ティーポット編

  1. お湯を75~85℃に沸かします。
  2. ポットとカップを暖めます。
  3. 暖めたポットにティースプーン1杯を1人分として人数分の茶葉を入れます。
  4. 沸騰したお湯を注ぎ、フタをしてお好みの濃さになるまで蒸らします。
  5. 茶漉しで茶殻を漉しながら、濃さが均一になるように注ぎます。
  6. おいしいマテ茶のできあがり。

日本貿易振興会(JETRO)の許可を得て、同会作成パンフレット「マテ茶を知っていますか?」より転載しています。
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