むかしむかし、お茶は大小さまざまの茶壺で輸送したり、保存したりしていました
さて、こちらの茶壺♪
お店に代々伝わる 大きな大きな茶壺です
なんと 140年も昔の 茶壺なんですよ
下にちょこんと写っているのが一般的な急須です
大きさ 伝わりますか♪
時代が移り、茶箱になってからは、茶壺の存在がなくなってしまいました
今では段ボール輸送です・・・
ところで この歌、ご存じですか
♪ ずいずいずっころばし
ごまみそずい
茶壺におわれて
とっぴんしゃん
抜けたら、どんどこしょ
俵のねずみが
米食ってちゅう
ちゅうちゅうちゅう
おっとさんがよんでも
おっかさんがよんでも
行きっこなしよ
井戸のまわりで、
お茶碗 欠いたのだぁれ♪
この歌には、こんな意味があるそうです↓
『ある農家でずいきのゴマ味噌あえを作っていたら将軍様にお茶を献上する”茶壷道中が”通りかかりました
粗相があるといけないので細心の注意をはかり、家の中へ入り戸をぴしゃりと閉めました(=とっぴんしゃん)
子どもたちは両親に呼ばれても決して外に出てはならないと教えられ、お茶壺道中が通り過ぎるとやっと一息つけたのです(=ぬけたらどんどこしょ)
家の中で息を潜めていると、米を齧っているネズミの鳴き声や、井戸の近くで茶碗が割れたような音まで聞こえてくる・・・』
将軍様にお茶を献上する『お茶壺道中』というものがあったとは、
お茶は昔からとても大切に扱われていたことも垣間見える歌だったんですね♪♪♪