「a cup of tea」 「一杯のお茶を飲む」
「一杯のお茶を飲む」ということは体に必要な水分・成分の他香味を楽しむこともありますが何よりもそのひと時は「食事をすること」とは違うものの何かがあります
特に日本茶の「一杯のお茶を飲む」ことは自らの内側の世界に旅をし、深く自身の存在の本質を見
出す奥深い神秘的な哲学があります
日常の喧騒のどこかで、どうにかして一瞬の時をつくり、静かに意識的に自身のために、あるいは他の人のためでも茶を入れてみて下さい。一瞬の時は永遠の時であることにも気づかされます
瞑想するかのように、静かに茶を入れ「一杯のお茶を飲む」と自身の存在がどれ程素晴らしく、無
限の生命から選ばれた無限分の貴重な尊敬されるべき奇跡的な一人なのかと気づかされます
私で四代目になります、五代目が継いでいますので事業所としては創立160年になります
現在は中国茶、ハーブテイーなども加えた「お茶」の専門店として再生しました
その時代の変化と共に、取り扱うお茶の種類、お茶の入れ方、飲み方が変遷しようとも、老舗ひじかた園の理念は変わることなく継承されています